オキサイドは、光学結晶メーカーのRaicol Crystals Ltd.を36億1000万円で全株式取得し、2023年3月1日に子会社化することを決定した。Raicolは、人工衛星用高度計や脱毛用レーザーなどに使われる結晶製品を手がけており、オキサイドは光学単結晶とレーザーを基盤技術として、光計測・新領域、半導体、ヘルスケアの3事業を展開している。両社の製品は競合がなく、相補的な関係が期待できるとしている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:オキサイドのRaicol Crystals Ltd.の買収は、同社の事業拡大につながる重要な一歩である。Raicolの製品とオキサイドの事業は相補的であり、両社の統合により、新たな市場への参入や製品ラインアップの拡充が期待できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。